ネットワークセキュリティの信頼性を高めながら社内ネットワークシステムの導入・管理を簡素化|NetAttest20周年特別企画
IT化・デジタル化によって、DXを推進する動きが加速しています。あらゆる企業にとってITやデジタルは切り離せない存在となっており、事業運営そのものに大きな役割を果たしています。しかし、すべての企業にITやデジタル分野に詳しいエンジニアや担当者がいるとは限らず、思うようにIT化が進まないケースも少なくありません。
国内約19,000社の販売パートナーを通じて、全国各地のエンドユーザーへIT製品、サービスを提供しているダイワボウ情報システム株式会社。今回は、ディストリビューターとしてどういった役割を果たしているのか、同社が取り扱う主力製品Cisco Merakiシリーズについても、詳しくお話を伺いました。
パートナー企業や販売店を通じてエンドユーザーへ製品・サービスを提供するディストリビューターの役割とは
ビジネス業界ではDXが重要なキーワードとして認識されるようになり、あらゆる業種においてITツールやデバイス、システムの需要が高まっています。しかし、ITやデジタル分野の知見やノウハウを有していない企業にとっては、どういったデバイスやシステムを導入すれば良いのかが分からず、DXの取り組みに遅れが生じることも珍しくありません。
ダイワボウ情報システムでは、「顧客第一主義、地域密着」を基本方針として、国内外約1,300社に及ぶメーカー・サプライヤーから仕入れたIT関連商品を、国内約19,000社の販売パートナーを通じて、全国各地のエンドユーザーへ届けています。
基本方針のひとつに掲げる「顧客第一主義」とは具体的にどういった意味なのか、販売推進本部 販売推進2部 MD5グループ 鈴木亮介氏は以下のように語ります。
“当社はPC98が登場したPC黎明期から事業を展開してきました。当時は現在のスマートフォンと同様に、PC本体が売れれば周辺危機のニーズも拡大してきた時代であり、それに合わせて当社の事業も成長していきました。
その後、国内で初めてシスコシステムズとのディストリビューター契約を締結したり、クラウドサービスの普及にあわせてAWSなどの取り扱いもスタートしたりと、時代の変化とともに取り扱う商材も変化し、また他分野へと広がっていきました。これは顧客ニーズの変化に迅速に対応してきたということでもあり、それこそが当社にとっての「顧客第一主義」であると考えています。
たとえば、「PCを導入したい」というニーズがあったとしても、エンドユーザーによって最適なメーカーや製品スペックは異なります。国内19,000社という販売パートナー様に対応するために、ひとつのメーカーに偏ることなく、多様なメーカーの製品を扱っていることも大きな特徴といえるでしょう。
さらに、ダイワボウ情報システムでは「顔の見えるディストリビューター」を目指し、全国に約90の営業拠点を設置。各地域のパートナー企業や販売店と密な情報連携を計りながら、エンドユーザーのIT化・デジタル化に貢献しています。”
ダイワボウ情報システムが取り扱うCisco Merakiシリーズの強みとは
IT化やデジタル化を目指す中小企業にとって、社内ネットワークシステムの導入・運用には多大なコストと時間が必要であり、決して簡単なものではありません。また、従来、社内ネットワークの運用にあたっては、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアといった専門人材が不可欠であり、問題発生時には原因の特定や解決に多くの時間を要することもありました。
そこで、このような問題を解決するソリューションとして、ダイワボウ情報システムではCisco Merakiシリーズを提供しています。Cisco Merakiシリーズは、ネットワークの管理画面が分かりやすくひとつのダッシュボードに統合されているため、専門的な知識やスキルをもっていない担当者でも簡単に社内ネットワークシステムの管理・運用ができる強みがあります。
また、従来のようにオンプレミス型のネットワークシステムではなく、クラウド型のネットワークシステムを構築できることから、地理的な制約にとらわれずネットワーク機器を集中的に管理でき、見える化も実現できます。ネットワークシステムの導入時も、インターネットを介して機器の設定が可能であり、現地で行う作業はLANケーブルを差し込むだけで完了します。
ここ数年でテレワークが一気に拡大したことにより、クラウドシステムの需要も急激に伸びはじめました。ただし、クラウドにもオンプレミスにもそれぞれメリットとデメリットがあるため、業態や業種、エンドユーザーのニーズに合わせて最適なシステムを提案しています。
『NetAttest EPS』を活用した認証サーバーの構築により強固なネットワークセキュリティを実現
ネットワークシステムの構築にあたって大きな課題となるのがセキュリティ対策です。特にクラウド型のネットワークシステムの場合、インターネットを介して接続することからサイバー攻撃や不正アクセスのリスクが高まり、機密情報や顧客情報の漏えいなどの被害を受ける可能性もあります。
また、Cisco Merakiシリーズを導入するようなエンドユーザーの場合、社内にネットワーク管理者が不在、または少ない場合も多く、社内ネットワークシステムの管理やセキュリティ対策に課題を抱えているという状況も珍しくありません。
情報セキュリティの安全性を高めるためにはさまざまな方法・手段が考えられますが、なかでも信頼性が高いのが電子証明書です。MACアドレスフィルタという方法もありますが、やり取りするデータは暗号化されていないため通信経路の途中で簡単に取得されるリスクがあります。そのため、ネットワークセキュリティの信頼性を担保するためには、MACアドレスフィルタから電子証明書による認証へと切り替えていくことが重要なのです。
しかし、電子証明書による認証を導入するためには、認証サーバーを構築する必要があります。そこで、『NetAttest EPS』を提案することで多くのエンドユーザーから受け入れられやすくなると鈴木氏は語ります。
“電子証明書の導入や運用には専門知識が求められ、多くのノウハウや運用経験も必要です。しかし『NetAttest EPS』であれば、専用機のため運用も簡単で、認証サーバーを立ち上げる手間がかかりません。まさにCisco Merakiシリーズを導入するようなエンドユーザーにとっては理想的なソリューションといえます。
認証サーバーを提供しているサービスのなかには、クラウド型のみ、またはオンプレミス型のみ、というケースもありますが、『NetAttest EPS』はその両方に対応できるところも大きな強みだと感じています。
さらに、外資系メーカーのなかにはサポートが手薄なところもありますが、『NetAttest EPS』の場合は国内メーカーならではの手厚いサポートが受けられるため、安心しておすすめできます。
「認証サーバーと言えばNetAttest」というくらい、安心感のあるブランドかと思います。これからも国内メーカーならではの提案しやすさと手厚いサポートに期待しております。”
このように、ダイワボウ情報システムでは、社内ネットワークシステムの構築を支援するCisco Merakiシリーズと、認証サーバーの構築によってネットワークセキュリティの信頼性を向上する『NetAttest EPS』を同時に提案することにより、中小企業にとってのニーズを掴み、IT化とデジタル化を強力にサポートしています。
謝辞
ダイワボウ情報システム株式会社様、インタビューにご協力いただき誠にありがとうございました。
企業のIT化やデジタル化を実現するうえで不可欠な社内ネットワークシステム。クラウドサービスの登場によってネットワークの構築・導入のハードルは下がりましたが、セキュリティ対策には万全を期すことが求められます。
おかげさまで、NetAttestシリーズは今年で20周年を迎えることができました。今後も、より多くのお客様が安心・安全に社内ネットワークシステムを運用できるよう、さらなるサービス品質の向上に努めてまいります。
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「ネットワークセキュリティの信頼性を高めながら社内ネットワークシステムの導入・管理を簡素化」(PDF)
取材日:2022年10月7日
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