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インフォグラフィックとは? 10分でわかりやすく解説

水色の背景に六角形が2つあるイラスト 水色の背景に六角形が2つあるイラスト
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目次

インフォグラフィックとは?意味・使いどころ・作り方・ツールを解説

インフォグラフィックは、数や順、つながりを、図やアイコン、短い文でまとめて伝える表現です。文章だけでは追いにくい内容でも、見る順番が分かる形にすると要点をつかみやすくなります。

  • 意味:図と文を組み合わせて情報を伝える表現
  • 使いどころ:会社の案内、調査の共有、授業の補足、営業用の資料など
  • 作るときの見方:誰に何を伝えるかを先に決め、図の型と順番をそろえる

インフォグラフィックとは

インフォグラフィックは、数値や考え方、手順などを、図やアイコン、短い文でまとめて伝える表現です。文章だけでは追いにくい内容でも、見る順番が分かる形にすると理解しやすくなります。近年は、社内向けの資料、営業用の資料、授業の補足、Web記事など、幅広い場面で使われています。

インフォグラフィックの定義

インフォグラフィックという語は、information と graphic を合わせた呼び方です。数値、順、関係、比較といった情報を、図や記号、短い説明でまとめ、読み手が要点をつかみやすくするために使われます。

インフォグラフィックは、図を置くだけでは終わりません。どこから見て、何を先に読み、最後に何を持ち帰るかまで決めて組み立てる点に特長があります。

図表やグラフとの違い

グラフや表は、数値や項目を示すための部品です。インフォグラフィックは、その部品に見出しや説明を添え、ひとつの主題として読める形にまとめます。

インフォグラフィックの歴史

図や記号で情報を伝える試みは昔からありました。地図、年表、系図のように、情報を順序立てて見せる手法は、今のインフォグラフィックを考えるうえでも参考になります。

近代の例としては、19世紀のシャルル・ジョゼフ・ミナールによる図や、1920年代にオットー・ノイラートらが進めた Isotype がよく知られています。とくに Isotype は、同じ大きさのピクトグラムを並べて量を示す方法で、その後の情報の見せ方に大きな影響を与えました。

今は、紙の図だけでなく、Web上で動くものや、操作できるものも増えています。静止画では伝えにくい変化や手順も、動きや切り替えを使うと追いやすくなります。

どんなよさがあるか

インフォグラフィックには、次のようなよさがあります。

よさ内容
内容をつかみやすい図と文を組み合わせると、文章だけでは追いにくい内容でも、要点を早く見つけやすくなります。
印象が残りやすい見た目に差があると、あとで見返したときに話の骨子を思い出しやすくなります。
目を引きやすい色や配置の工夫で、読み手が最初の一歩を踏み出しやすくなります。
広まりやすい一枚にまとまっていると、SNS や社内の共有でも扱いやすくなります。

仕事の場でも、製品やサービスの特長、調べた結果、会社の考え方などを図でまとめると、関係者に内容を伝えやすくなります。社内向けの資料でも、方針や数字の見方をそろえる助けになります。

情報が多い今は、何を伝えるかだけでなく、どう見せるかも大切です。要点を早く伝えたい場面では、インフォグラフィックが役に立ちます。

インフォグラフィックの使いどころ

インフォグラフィックは、仕事や教育など、さまざまな場面で使えます。ここでは、どこで使いやすいかと、そのときに気をつけたい点を見ていきます。

仕事で使う場面

仕事では、インフォグラフィックを使うと、込み入った内容でも短い時間で伝えやすくなります。たとえば、次のような場面で使えます。

  • 会社の仕事や実績を伝える案内
  • 新しい製品やサービスの特長、料金、導入後の変化を伝える資料
  • 調べた結果をまとめる報告の資料
  • 会社の考え方や方針を伝える広報の資料

図でまとめると、文章だけでは伝えにくい関係や全体の順を見せやすくなります。見た目の統一感を持たせると、会社の印象作りにもつながります。

教育の場での使い方

教育の場でも、インフォグラフィックは学びを助ける道具になります。たとえば、次のような場面で使えます。

  • 授業で使う説明用の資料やスライド
  • 教科書の内容をまとめた要約の紙
  • 自習で見返すための PDF や教材
  • 考え方の順や原因と結果を図で示す教材

図で見せると、学ぶ人が内容の形をつかみやすくなります。あとで見返すときも、どこが要点かを思い出しやすくなります。

マーケティングでの使いどころ

マーケティングでは、インフォグラフィックは記事、SNS、案内用の資料で使いやすい表現です。主な使い方は次のとおりです。

  • 読み手の関心を引くきっかけとして使う
  • 製品やサービスの特長、違い、使う場面を短く伝える
  • 調べた結果や利用者の声を見やすくまとめる
  • ブランドの雰囲気を見た目でそろえる

図で見せると、読み手の目に留まりやすくなります。オウンドメディアの記事や告知用のページと組み合わせると、内容を読むきっかけとしても使えます。

発表で使うときのコツ

発表でインフォグラフィックを使うなら、次の点を押さえると見やすくなります。

  1. 伝えたい要点は一つか二つに絞る
  2. 色数と書体の数を増やしすぎない
  3. 結論、理由、補足の順で読めるように置く
  4. 一枚に要素を詰め込みすぎない
  5. 図だけで足りない前提は話し手が補う

発表で図をうまく使うと、聞き手が話の順を追いやすくなります。口頭の説明と組み合わせると、伝わり方も安定します。

インフォグラフィックを作るときのポイント

分かりやすいインフォグラフィックを作るには、いくつかの見方があります。ここでは、見た目の整え方、図の選び方、読む順の組み方を見ていきます。

分かりやすい見た目の基本

インフォグラフィックを作るときは、まず見やすさを優先します。次の点を確認してください。

  • 余白を取り、情報を詰め込みすぎない
  • アイコンやイラストで意味を補う
  • 文字の大きさと太さに差をつける
  • 大事な情報を目立つ位置に置く

見せる順番が整うと、読み手は迷いにくくなります。作り始める前に、どの情報を先に見せるかを紙で並べてみると組み立てやすくなります。

データを図で見せるコツ

インフォグラフィックでは、どの図を選ぶかで伝わり方が変わります。次の使い分けを目安にしてください。

  • 棒グラフは数の差を比べるときに向く
  • 折れ線グラフは時間で変わる様子を追うときに向く
  • 円グラフやドーナツグラフは全体に対する比率を見るときに向く
  • ツリーマップは入れ子の関係を見せるときに向く

図の型を選ぶときは、何をいちばん見せたいかを先に決めます。比べたいのか、割合を見せたいのか、順を示したいのかで、向く図は変わります。

読む順が分かる組み立て

インフォグラフィックでは、読み手がどの順で読むかを先に決めておくことが大切です。次の点を目安にすると組み立てやすくなります。

  1. 伝えたい主題を一つに絞る
  2. 現状、課題、対応、結果のように順を決める
  3. 導入で何を見る図かを示す
  4. 矢印や番号で読む順番を補う

読む順が整うと、読み手は最後まで迷わず読み進めやすくなります。

色づかいと配置の工夫

色と配置は、読み手がどこを見るかを決める大事な要素です。次の点を押さえると見やすくなります。

工夫見方
色の役目を決める強調したい所だけに目立つ色を使い、本文や補足は落ち着いた色でそろえます。
文字の読みやすさを優先する背景と文字の差を十分に取り、遠目でも読み取りやすくします。
余白で区切る要素の間に余白を置き、どこからどこまでが同じまとまりかを見やすくします。
目線の順を作る上から下、左から右のどちらで読ませるかを決め、配置をそろえます。

色と配置が整うと、見た目のよさだけでなく、読みやすさも上がります。

インフォグラフィックを作るときに使えるツール

インフォグラフィックを作るときは、目的と使う人に合った道具を選ぶことが大切です。ここでは、試しやすいツールと、機能が多いツールに分けて見ます。

初めて使う人が試しやすいツール

まず試してみたい人には、次のようなツールが使いやすいでしょう。

  • Canva:ドラッグ操作で作りやすく、テンプレートも多いツールです。
  • Piktochart:インフォグラフィック向けの型がそろっている Web ツールです。
  • Venngage:仕事向けのテンプレートが多く、報告や説明の資料にも使いやすいツールです。

こうしたツールは操作が分かりやすく、テンプレートも多く用意されています。まずは無料の範囲で試し、続けて使うかどうかを見きわめると無理がありません。

機能が多い有料ツールの特徴

細かな調整まで行いたい場合は、有料のツールも候補になります。たとえば、次のような道具があります。

  • Adobe Illustrator:ベクターの図を細かく調整しやすく、印刷物にも向くツールです。
  • Infogram:グラフや地図など、データを図で見せる機能が強いツールです。
  • Visme:発表用の資料、インフォグラフィック、動画まで作れるツールです。

有料のツールは、細かな調整や、図の見せ方の自由さで有利です。外向けの資料や印刷物をきちんと作りたい場面では、検討する価値があります。

Illustrator や Photoshop を使うとき

デザインの経験があり、細部まで作り込みたい人は、Illustrator や Photoshop を使う方法もあります。主なよさは次のとおりです。

  1. アイコンや図を一から作れる
  2. 重なりや配置を細かく調整できる
  3. 印刷にも向く画質で書き出しやすい

一方で、Illustrator や Photoshop は覚えることが多く、使い始めには少し時間がかかります。講座や本で基本を押さえながら進めると、無理なく慣れていけます。

ツールを選ぶときの見方

ツールを選ぶときは、次の点を比べると判断しやすくなります。

見る点確認したいこと
使う目的社内の共有に使うのか、外向けの案内に使うのかで、向く道具は変わります。
操作のしやすさ作る人が迷わず使えるか、短い時間で直せるかを見ます。
図の機能グラフ、表、画像の差し込み、共有のしやすさを確認します。
費用無料で足りるか、有料にするなら何が増えるかを比べます。

自社の仕事、作る人の経験、公開の場に合ったツールを選ぶと、作る手間と仕上がりのバランスを取りやすくなります。試せる期間があるなら、いくつか比べてから決めると安心です。

まとめ

インフォグラフィックは、数や順、つながりを、図と短い文で伝えるための表現です。文章だけでは追いにくい内容でも、見る順番が分かる形にすると要点をつかみやすくなります。

作るときは、見やすい見た目、図の使い分け、読む順番、色と配置を意識すると、伝わり方が安定します。目的や使う人に応じて、無料のツールと有料のツールを使い分けることも大切です。

まずは小さな社内の資料や授業の補足から始め、どの見せ方が伝わりやすいかを試していくと、自分たちに合う形が見えてきます。

Q.インフォグラフィックとは何ですか?

インフォグラフィックは、数や順、つながりを、図と短い文でまとめて伝える表現です。

Q.インフォグラフィックを使うよさは何ですか?

文章だけでは追いにくい内容でも、要点を早くつかみやすくなる点が大きなよさです。

Q.どのような場面で使えますか?

会社の案内、営業用の資料、調べた結果の共有、授業の補足、発表用の図などで使えます。

Q.デザインの経験がなくても作れますか?

はい。Canva などのテンプレートが多いツールなら、初めてでも作り始めやすいでしょう。

Q.どのような情報に向いていますか?

数の差、割合、順、関係のように、図で見せると理解しやすい情報に向いています。

Q.作るときに気をつけたい点はありますか?

情報を詰め込みすぎないこと、色や書体を増やしすぎないこと、元の情報の出どころを示すことが大切です。

Q.グラフや表とは何が違いますか?

グラフや表は部品で、インフォグラフィックはその部品を並べ、ひとつの主題として読める形にしたものです。

Q.最初に使うツールは何がよいですか?

まずは Canva や Piktochart のように、型が多く操作も分かりやすいツールから試すと始めやすくなります。

Q.作るのにどれくらい時間がかかりますか?

テンプレートを使う簡単なものなら一時間ほどで作れます。内容を作り込む場合は、数時間から数日かかることもあります。

Q.社内で広げるにはどうすればよいですか?

身近な資料から小さく始め、うまく伝わった例を共有し、使う型をそろえると広げやすくなります。

記事を書いた人

ソリトンシステムズ・マーケティングチーム