

ダイワボウ情報システム株式会社が開催した、地域最大級のICT総合イベント「DISわぁるど in 山形」が盛況のうちに終了しました。国内外の有力ITベンダーが一堂に集結しました。
イベントは「Road to Future Society 先進テクノロジーで新たな時代を創る」をテーマに掲げ、約180のITベンダーが出展。最新のテクノロジーやITプロダクト、ソリューションが紹介され、ITテクノロジーによる地方創生や地域貢献を促進する機会となりました。
2030年を一つの節目とし、「未来社会」の創造に向けて、企業や地域との共創による「つながり」を築くことを目指しました。AIや地方創生をテーマとしたパネルディスカッション、セミナー、体験型企画など多彩なコンテンツが用意され、多くの来場者で賑わいました。
本記事では、ソリトンシステムズのブースの様子をお伝えします。
企業のクラウドサービス利用やリモートワークの普及に伴い、IDとパスワードのみの認証ではセキュリティリスクが年々高まっています。サイバー攻撃の手法が巧妙化し、フィッシング詐欺やパスワードリスト攻撃によって、個人情報や機密情報が狙われているのが現状です。従来の境界型防御だけでは防ぎきれないこうしたリスクに対処するため、「ゼロトラストアーキテクチャ」の考え方が重要視されています。
今回の展示では、デジタル証明書を利用した強力な多要素認証で、クラウドサービスやネットワーク接続のセキュリティを確保する「Soliton OneGate」をご紹介しました。本サービスは、デジタル証明書によるネットワーク認証に対応した唯一の国産IDaaSです。これにより、情報漏えいリスクを大幅に低減し、より安全な業務環境を実現します。
ブースには、すでにSoliton OneGateをお客様に提案されている方々から、初めて本サービスを知ったという方々まで、多くの方にお立ち寄りいただきました。活発な質疑応答が交わされ、来場者の皆様の関心の高さを肌で感じることができました。今回の出展を通じて、Soliton OneGateのさらなる認知度向上に繋がることを期待しています。
リモートワークの普及により、働く場所を選ばない「利便性」と、情報漏えいを防ぐ「安全性」の両立が不可欠となっています。VDIやSBCに代表される「クライアント仮想化ソリューション」は、この課題を解決する代表的な手段でした。しかし、仮想基盤の価格高騰を背景に、より安価な新たな分離方式を模索する動きが活発化しています。
そこで注目されているのが、PCにデータを残さない「データレスクライアント」です。このソリューションは、VDIやSBCに代わる選択肢として、コスト削減とセキュリティ強化を両立できるため、企業の新たなニーズに応えるものとして需要が高まっています。
当社のブースでは、「Soliton SecureWorkspace」をご紹介しました。こちらはVDIと同等の高いセキュリティを、より低コストで実現する注目のソリューションです。
Soliton SecureWorkspaceの最大の強みは、端末にデータを一切残さない「データレス」な運用にあります。端末上にWindowsライクな保護領域を生成することで、使い慣れた各種アプリケーションを安全に利用でき、情報漏えいリスクを大幅に低減します。
利便性を損なうことなく、VDIよりも安価にセキュアな環境を構築できることから、多くの来場者から高い関心をお寄せいただきました。
今回のイベントでは、開催地の山形だけでなく、九州、関西、東京など全国各地から多くのお客様にご来場いただきました。地場のSIer様やエンドユーザー様との活発な情報交換ができたことは、大きな収穫となりました。また、ダイワボウ情報システム株式会社の皆様とも、今後のビジネス展開に向けた具体的な施策について意見を交わすことができ、大変有意義な時間となりました。
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