【調査データ】ITシステムを維持・拡充・新規導入するための予算の増減

ITシステム投資額の増減
2022年6月1日~2022年6月2日でインターネットアンケート調査(企業ネットワーク及び関連システムに関する調査)を実施し、1,114件の回答を得ました。
この記事は、その結果の中から「2022年度のITシステムへの投資額」について整理しています。

アンケート設問
「企業ネットワークおよび関連システム」における2022年度のITシステム投資額は、前年度と比較してどうなりますか? 最も近いものを選びください。 |
【選択肢】大きく増える(+50%) / 増える(+20%) / やや増える(+10%) / 変わらない / やや減る(-10%) / 減る(-20%) / 大きく減る(-50%) / 把握していない・決まっていない |
運用中のITシステムを「維持」する予算
運用中のITシステムを維持(メンテナンス)するための予算は、前年度と比較して増額される傾向にあります。
特に、【従業員数200人以上1,000人未満】【従業員1,000人以上5,000人未満】【従業員数5,000人以上】の区分では、「大きく増える(+50%) / 増える(+20%)」とした回答が、「 減る(-20%) / 大きく減る(-50%) 」と回答した数の3倍~5倍にもなります。
増額・減額の選択数がほぼ同数の【従業員50名以上200名未満】の企業 においても、「やや増える(+10)」と回答した割合は大きくなっており、全体としてIT投資が活発な年度になりそうです。
運用中のITシステムを「拡充」する予算
運用中のITシステムを拡充するための予算は、前年度と比較して増額される傾向にあります。
特に、【従業員数200人以上1,000人未満】【従業員1,000人以上5,000人未満】【従業員数5,000人以上】の区分では、「大きく増える(+50%) / 増える(+20%)」とした回答が、「 減る(-20%) / 大きく減る(-50%) 」と回答した数の3倍~5倍にもなります。
増額・減額の選択数がほぼ同数の【従業員50名以上200名未満】の企業 においても、「やや増える(+10%)」と回答した割合は大きく、前述の「維持費」と同様に、全体としてIT投資が活発な年度になりそうです。
新たなITシステムを「導入」する予算
新たなITシステムを導入するための予算は、前年度と比較して増額される傾向にあります。
特に、【従業員数200人以上1,000人未満】【従業員1,000人以上5,000人未満】【従業員数5,000人以上】の区分では、「大きく増える(+50%) / 増える(+20%)」とした回答が、「 減る(-20%) / 大きく減る(-50%) 」と回答した数の3倍~6倍にもなります。
増額・減額の選択数がほぼ同数の【従業員50名以上200名未満】の企業 においても、「やや増える(+10%)」と回答した割合は大きく、前述の「維持費」や「拡充費」と同様に、全体としてIT投資が活発な年度になりそうです。
調査データの引用について
本サイトに掲載している調査結果・図版は、出典元として「ネットアテスト(https://www.netattest.com)」を明記いただくことで引用できます。
ご利用に際してのご連絡は、事前・事後ともに不要です。
今後のビジネスの検討や、ウェブ記事・プレゼンテーション・企画書内で示す補足データとして是非ご活用ください。
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