Windows Updateは、Windows本体を新しい状態に保つ仕組みです。主に修正プログラムや安全性を高める更新を配り、PCを守りやすくします。特に脆弱性への対応では欠かせません。
なお、Microsoft Storeのアプリ更新は別の仕組みで配られることがあります。この記事では、Windows Updateが何をする仕組みか、どんな更新が出るのか、設定をどう見直すか、困ったときにどこを見るかを順に見ていきます。
UnsplashのClint Pattersonが撮影した写真
Windows Updateは、MicrosoftがWindows向けに配る更新を受け取るための仕組みです。安全面の手当て、不具合への対応、使い勝手の見直しなどをまとめて受け取れます。
ただし、すべてのMicrosoft製アプリがWindows Updateだけで新しくなるわけではありません。Microsoft Storeのアプリは、Store側で更新する形が基本です。
更新をすぐ全部入れればよい、という話ではありません。ただ、長く止める理由がないなら、定期的に入れる前提で考えた方が安全です。
画面の場所は版で少し違います。Windows 11は「設定 > Windows Update」、Windows 10は「設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update」です。
| 時期 | 主な動き |
|---|---|
| Windows 98 | Windows Updateが使えるようになった |
| Windows Me | 自動で更新を受け取る仕組みが広く使われるようになった |
| 2005年ごろ | Microsoft UpdateでほかのMicrosoft製品もまとめて扱えるようになった |
| Windows 10 / 11 | 毎月の修正と機能の追加を段階的に配る形が中心になった |
Windows Updateで出てくる更新は、ひとまとめに見えても役目が違います。何を入れるのかを知っておくと、画面を見たときに慌てにくくなります。
見つかった弱点への手当てです。攻撃の足がかりになりやすい点を直すため、後回しにしすぎない方がよい更新です。
Windows 11では、年に1回の大きめの更新に加えて、月ごとの配信で新しい機能や見直しが入ることがあります。版や配信の時期で見え方は変わります。
機器を動かすための部品に対する更新です。Windows Updateに出ることもありますが、必要なものだけ「オプションの更新」に分かれて出る場合もあります。
まずは Windows Update の画面を開き、止めている更新がないか、再起動の待ちになっていないかを見ます。ふだんは自動で受け取る形を基本にし、再起動だけ予定を決めるやり方が現実的です。
Windows 11では「設定 > Windows Update」、Windows 10では「設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update」から確認できます。
緊急の修正が出たときや、しばらく更新していないPCでは、手で確認した方が状況をつかみやすくなります。
Windows 11では「詳細オプション > オプションの更新」、Windows 10では「オプションの更新プログラムを表示」などから、任意で入れる更新を確認できます。ここに一部のドライバーが出ることがあります。
毎回すべて入れる必要はありません。困りごとの原因とつながるものか、メーカー側で別の版が案内されていないかを見て判断します。
入れた後に不具合が出た場合は、更新の履歴から対象を確認します。削除できる更新であれば、「更新の履歴 > 更新プログラムをアンインストール」から外せます。ただし、全部を外せるわけではありません。
それでも入らないときは、表示されたエラー番号を控えると切り分けが進めやすくなります。
機器との相性で症状が出ている場合は、ドライバー側の見直しで落ち着くこともあります。
一斉に入れて一斉に困る、という形を避けるには、まず少ない台数で様子を見るやり方が無難です。
| 見る先 | 使いどころ |
|---|---|
| Microsoftの案内ページ | 何が配られたかや既知の問題を調べる |
| 更新の履歴 | いつ何が入ったかを見る |
| Get Help | 画面上の案内に沿って原因を追う |
| 社内の管理ツール | 多くのPCに同じ方針で配る |
Windows Updateは、PCを守るために続けて確認したい仕組みです。安全面の修正は止めすぎず、再起動の時刻と影響を見ることが大切です。Windows 11とWindows 10では画面の場所が少し違うため、版に合わせて確認してください。困ったときは、履歴、オプションの更新、エラー番号の3つを見るだけでも原因に近づきやすくなります。
基本はオンのままが無難です。安全面の修正が入りやすくなり、弱点を放置しにくくなります。
更新を受け取って展開するときに、CPUやディスクへの負荷が一時的に上がるためです。業務PCでは、再起動の時刻も含めて予定を決めておくと影響を抑えやすくなります。
まずは再起動、回線の確認、空き容量の確認を行います。それでも直らない場合は、表示されたエラー番号を控えて原因を切り分けます。
削除できる更新であれば可能です。更新の履歴から対象を確認し、必要ならアンインストールします。復元ポイントが使える場合もあります。
勧めにくい運用です。安全面の修正が入らず、弱点を抱えたままになりやすいためです。止めるなら、手動で確認する日を決めた方がよいです。
反映待ちの状態が続き、修正が有効になりません。通知も残り続けるため、使いづらさにつながります。
一般的な利用ではWindows Update経由でも十分です。ただし、特殊な機器や新しい機能が必要な場合は、機器メーカーの案内も確認します。
機能を変える更新は、見た目や使い方まで変わることがあります。毎月の修正は、安全面や不具合への対応が中心です。
アクティブ時間や再起動の予定を設定します。企業では管理ツールやポリシーでまとめて決めることもあります。
台数が多い場合は、WSUSやIntuneなどの管理ツールを使い、配る時期や対象をまとめて管理する方法が一般的です。