イベント報告

【対面イベント】「DISわぁるど in 姫路」へ出展。セキュリティ強度と利便性を両立させる”認証のソリトン”の強みを実感

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国内最大級のIT専門商社、ダイワボウ情報システム株式会社様が主催する大規模展示会「DISわぁるど」。100社を超えるITベンダーが、地域のお客様に求められているITプロダクトやソリューションを紹介する、地域密着型のICT総合イベントです。2023年度は、兵庫県姫路市のアクリエひめじを会場に、コロナ後では初めて完全対面で開催されました。

例年出展している株式会社ソリトンシステムズ(以下、ソリトン)は、今回「多要素認証」をキーワードに掲げ、セキュリティに関わるソリューションをブースに展示。2日間で200名近くもの来場者にお越しいただき、大いに盛り上がりました。

この記事では、イベントの概要や当日のソリトンブースの様子、出展を通して得た手応えなどについてお伝えします。

過去最高の来場者数を記録。地域に根ざしたICT総合イベント

「DISわぁるど」は、ダイワボウ情報システム株式会社様が主催するICT総合イベントです。2006年の初開催以来「地方創生」を軸に据えつつ、全国各地の会場で開催されてきました。

2023年度の「DISわぁるど in 姫路」は「デジタル変革に出会い、響きあい、広がる地方創生へ」をテーマとして、国内外約180ものITベンダーが地域の課題に即したITソリューションを多数紹介。また、地場企業や地方公共団体、文教団体、外郭団体なども地域に根ざした展示を行いました。

特に際立っていたのが、会場構成の工夫です。様々な箇所で、出展者および来場者に対する細やかな配慮が感じられました。

たとえば、会場内は一方通行で、1日目と2日目で入口と出口が入れ替わるスタイル。自由動線の場合、位置によって各ブースの訪問者数に大きなムラが出ることも多いのですが、今回は動線を一方向に定め、順路を切り替えることによって、来場者が全てのブースにまんべんなく訪れるようになっていました。

もう一つユニークだったのが、商談スペースがテントになっていた点。商談というと、どうしても堅苦しい雰囲気になってしまいがちですが、テントにすることで、互いにリラックスしながら、カジュアルにコミュニケーションが取れるようになっていました。



とはいえ、会場の雰囲気は真剣そのもの。参加したビジネス推進本部 パートナービジネス部 佐藤 菜緒は、出展者と来場者の双方から強い「熱気」を感じたと振り返ります。

“「DISわぁるど」の来場者は、ダイワボウ情報システム株式会社様と取引のある販売店様や、ITソリューションの導入を真剣に検討しているエンドユーザー様がほとんどです。出展者にとっては、来場者との接点が、商談や案件に直接つながることも多いため、大いに気合いが入ります。

「自分たちに合ったソリューションを見つけたい」という来場者側の熱意と「来場者の方々に最適なソリューションを提案したい」という出展者側の熱意、双方を強く感じることができました。”

今回は、コロナ禍を挟んで4年ぶりの完全対面開催だったこともあり、2日間で4,415名という過去最高のイベント来場者数を記録。会場全体が大きな熱に包まれていました。

キャッチーな動画CMで、“認証のソリトン”を訴求

ソリトンは、自社製品の認知度アップのみならず、新たな接点づくりや案件創出まで見据え、ブースの演出に工夫を凝らして臨みました。

今回の訴求テーマは“認証のソリトン”。特に最近注目が集まっている「多要素認証」をキーワードに、ネットワーク認証ソリューション『NetAttest EPS』と、多要素認証(MFA)で情報資産を不正アクセスから守る『Soliton OneGate』の2製品を展示し、プロダクト紹介動画をモニター上で再生することにしました。

また、再生する動画の内容自体にもこだわったと佐藤は語ります。

“ソリトン製品に馴染みのない方や、認証ソリューションに詳しくない方にも、足を止めていただけるよう、一般的な紹介動画ではなく、コミックタッチの動画CMを流すことにしました。

真剣なビジネスの場だからこそ、カジュアルでキャッチーなコンテンツは目立ち、他社と差別化を図ることができると考えたのです。”


さらにブース内では、『Soliton KeyManeger』という証明書配布アプリケーションと組み合わせることで、利用者は操作を行うことなく電子証明書をサイレントインストールできる「ゼロタッチ証明書配布」機能についても積極的に紹介。ソリトン製品の強みである、セキュリティと利便性の両立をアピールできるような展示の機会となりました。

セキュリティの強固さとユーザーの利便性を両立できる、ソリトン製品の強みを実感

そして迎えた当日。ソリトンブースには動画CMのおかげもあって、2日間で200名近くの方が来場され、大盛況となりました。

ブースを訪れた来場者の中には、具体的な課題意識を持った販売店様やエンドユーザー様も多くいらっしゃいました。佐藤は、現場でお客様と対話する中で「セキュリティ関連製品に対するニーズの変化」に気づいたと言います。

“かつて、セキュリティソリューションで最も重視されていたのは「セキュリティの強度」でした。しかし、社会全体で無線環境の導入やクラウドサービスの利用が進むにつれ、セキュリティの強度は大前提となり、運用のしやすさや利便性が新たに求められつつあるように感じます。

一般的に、セキュリティの質とユーザーの利便性はトレードオフになりやすく、セキュリティを強固にするほど、ユーザーにとって使いづらくなってしまうことが珍しくありません。だからこそ、ソリトン製品の「使いやすさ」が、お客様へのアピールポイントになると、改めて実感しました。”

ソリトンの展示ブースを訪れた来場者の声

関西営業部 野谷 岳史は、デジタル証明書を活用したソリューション『NetAttest EPS』『Soliton OneGate』について、「ユーザーの端末紛失時や退職時、すぐに証明書の失効処理ができるか」というご質問が印象に残ったと語ります。

“セキュリティの観点からすると、失効処理を迅速に行うのがもちろん望ましいのですが、デジタル証明書関連ソリューションの中には、第三者機関のパブリック認証局を使用しているものも多く、申請などの手続きによって証明書失効までに数日を要することも珍しくありません。

その点、ソリトンの『NetAttest EPS』『Soliton OneGate』は、共に自社のプライベート認証局を用いているため、すぐに失効処理を行えます。ソリトン製品の機能面での優位性を再認識し、ご質問いただいたお客様に自信を持っておすすめすることができました。”

一方、認証以外の領域で課題感を持っている来場者に、対応ソリューションを提案する場面もありました。たとえば「社内の分離ネットワーク間でファイルをやり取りしたい」という金融機関のエンドユーザー様には、分離ネットワーク間のファイル授受製品『FIleZenS』を、「PPAP対策ができる製品を顧客に紹介したい」という販売店様には、企業向けオンラインストレージサービス『HiQZen』を紹介。その中で佐藤は、ソリトンが提供するソリューションの多様性に、改めて気づいたと言います。

“お客様の業種業態は多様で、ご要望やご相談の内容も多岐にわたりましたが、そのひとつひとつの課題に、対応するソリューションをご提案できました。たとえば、今回ご相談いただいた分離ネットワーク間でのファイルのやり取りや、PPAP対策は展示テーマとはなっていない領域でした。ですが、ソリトン製品がカバーしている領域が広いからこそ、お客様の課題解決に貢献できることを伝えられたと思っています。”



再認識した強みを生かし、お客様の課題解決に全力で臨む

会場全体が過去最高の盛り上がりを見せた「DISわぁるど in 姫路」。競合他社も数多くひしめく中でブースの存在感を示すため、キャッチーな動画を再生するなどの工夫を凝らして臨んだ結果、多くの方に足を運んでいただくことができました。

来場者の方々と対話を重ねる中で、社員自らがソリトンの強みを再認識し、自信を持つことができたのも、大きな収穫でした。

佐藤はイベントを振り返り、次のように語ります。

“様々なブースがある中で、ソリトンのブースに足を運んでいただいた方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。同時に、お悩みを伺う中で、ソリトン製品がお役に立てる場面がたくさんあることを強く感じました。

今後も全国各地でセキュリティ対策に取り組まれている皆様の課題に対し、最適なソリューションをご提案できるよう、全力で頑張っていきたいと考えています。”

野谷は、国産であるというソリトンの強みも交え、こう締めくくりました。

“セキュリティ関連のソリューションの中には、海外製も多いですが、当社は純国産です。日本の課題観に沿って設計している上、マニュアルもサポートも日本語のため、使いやすさを実感していただけると思います。

どの業界・業種でも無線の整備やクラウド利用が増えていますが、ソリトンは認証を中心に多くの国内企業様に対してセキュリティソリューションを提供してきた実績があります。セキュリティ製品の導入を新しく検討される際に「認証といえばソリトン」というイメージをお持ちいただけたら嬉しいです。

これからもお客様の力になれるよう、精進していきます。お困りのことがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。”

今後も各イベントに出展予定です!

これからもセキュリティと利便性を両立させたソリトンのソリューションをアピールする場として、業種や規模問わず、様々なイベントに出展予定です。

皆様のご来場、ご参加を心よりお待ちしております。

ソリトンの 出展情報はこちらからご確認いただけます。

 

記事を書いた人

ソリトンシステムズ・マーケティングチーム