イベント報告

【対面イベント】「大塚商会実践ソリューションフェア2023」への出展で得られたユーザー企業との接点

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AIやIoTをはじめとする技術進歩が著しい今、変化する市場環境に適応するため、企業にとってデジタル化によって業務効率の向上や新たなビジネスの創出を目指すDX(デジタルトランスフォーメーション)は、重要な取り組みとなっています。既存のシステムを刷新しDXを推進するためには、ネットワークを安全に使用するためのセキュリティが必要不可欠です。ソリトンシステムズは、安全安心な通信環境の構築を実現するべく、ネットワーク認証をサポートするNetAttestシリーズを中心としたネットワークソリューションを提供しています。また、「ネットアテスト」の記事やウェビナー開催を通じ、安全なネットワーク環境の重要性やソリトン製品の魅力をお伝えする活動も行ってきました。

ソリトンは、製品をもっと多くの企業担当者様に知っていただくため、2023年2月8〜10日および15~16日に開催されたITの総合展示会&セミナー「大塚商会 実践ソリューションフェア2023」に出展。認証に必要な機能をオールインワンで備えた『NetAttest EPS』を中心に、認証ソリューション4製品をご紹介しました。

今回の記事では、同イベントの概要や出展した経緯、当日のブースの様子についてお届けします。

IT製品を絡めたソリューションで企業課題を解決するヒントを見つける

「大塚商会 実践ソリューションフェア2023東京」は、総合IT商社である株式会社大塚商会様が日頃提案しているIT製品、そのIT製品を取り扱う企業を集め、セキュリティ対策から電子化などに関するIT製品を展示するイベントです。来場されるビジネスユーザーに「DX推進を中心とした企業課題を解決するためのヒントを伝える」というコンセプトで開催された本イベントは、中小企業の企業担当者の方を中心に多くのお客様が来場し、盛況となりました。



製品の展示は「協賛メーカーブース」と「ソリューションブース」の2つに分かれて行われました。協賛メーカーブースでは、協賛企業が各々一押しの製品をブースに展示。メーカーの社員が応対するため、“メーカーに直接話を聞きたい” という来場者に好評です。一方ソリューションブースでは、企業が抱える課題をテーマ別に分け、複数の製品やサービス、サポートを組み合わせ、トータルのソリューションとして大塚商会の担当者様が提案を行うブースとなっています。

イベント当日の雰囲気について、ソリトンシステムズ ビジネス推進本部 パートナービジネス部マネージャの荻田 奈実はこう語ります。

“企業が抱える課題をどのように解決すればよいか、そのヒントが見つかる場として、「実践ソリューションフェア」には毎年多くの方が来場されています。大塚商会の担当者様が企業様の課題に合わせてブースにご案内する形で開催されるという点で、来場者がブースを見てまわる展示会や、各出展企業が積極的に売り込む見本市とはまた異なっていて「お客様に寄り添うイベント」であるのが特徴です。”

ソリトンはお客様からの需要が高い情報セキュリティに関するソリューションを展示

大塚商会社様とは、かねてより協業させていただいているご縁があるソリトンも、シルバ-スポンサーとして「実践ソリューションフェア」へ出展しました。本イベントでは、大塚商会様に販売いただいている製品の中でも、お客様から特に必要とされている情報セキュリティを強化する認証関連の製品4点をピックアップして展示いたしました。



デジタル証明書を利用した “ユーザー・端末”単位 のネットワーク認証と通信制御を実現する認証アプライアンス。ネットワークサービスへの安全なアクセスが可能になる

端末認証を担う専用機器の導入〜導入前後の技術支援まで、ネットワーク認証の導入に必要な製品・サービスをパッケージ化した大塚商会専用アプライアンスセット。自社での運用・保守が難しい場合でも安全なネットワーク環境を構築できる

多要素認証(MFA)によるPC利用時の認証強化に加え、USBメモリの利用やデータへのアクセスなどに対する制御まで、トータルに実現するPCセキュリティシステム。パスワード管理の手間を省きつつ、PCやWebサービスの不正利用を防止できる

デジタル証明書による多要素認証(MFA)で、クラウドに点在する企業の情報資産を不正アクセスから守るID認証サービス。ネットワークからクラウドサービスまで、必要な認証を簡単に一元管理できる

対面イベントだからこそお伝えできた、安全なネットワーク環境の構築を支えるソリトン製品の魅力

コロナ禍では、対面イベントの開催が難しくウェビナーを用いて安全なネットワーク環境の重要性やソリトン製品の魅力をお伝えしていました。しかし、ウェビナーでは、お客様の悩みを伺うのが難しい状況にありました。

一方、今回のイベントでは来場者の方と双方向のコミュニケーションを取ることができ、ウェビナーやカタログだけでは伝えきれないソリトン製品の魅力を余すことなくお伝えできたという手応えを感じています。

ソリトンの展示ブースを訪れた来場者の声



ソリトンのブースには、これからソリトン製品を検討される方から製品の導入を決定し導入直前に話を聞きに来てくださった方まで、多くのお客様が訪れてくださいました。お客様からは「無線LANを入れているが、MACアドレス認証だとセキュリティに不安がある」といったお悩みを伺うことができ、ソリトンとしてもお客様のニーズの理解や製品の紹介につながる良い機会となりました。

また、「NetAttest OTSを自社でも運用できるか不安」という方もブースを訪れてくださり、実際に管理画面を閲覧いただくことで運用への不安を払拭できたという光景も多く見られました。

他には「無線LANへの私物端末からの接続が気になっている」、「MACアドレス認証では偽造の可能性があって不安」といった、情報セキュリティリスクについての基礎知識や課題認識はありつつも、その対策としてどのようなソリューションを活用すべきかわからない...というお客様も。今回、リアルイベントで直接お悩みを伺うことができ、課題解決をサポートする当社製品をご紹介することができました。

大塚商会実践ソリューションフェア出展を振り返って

今回、リアルイベントへの出展で多くの来場者の方にソリトン製品の魅力をお伝えできたと同時に、ソリトンとしても今後の提案の参考となるような知見を得ることができる良い機会となりました。荻田はブース出展から得られた知見について次のように話します。

“去年や一昨年はお客様のリモートアクセスに対する意識が強くありましたが、今年はそこから働く環境が変わり、オフィス回帰やハイブリッドワークになったことで相対的に無線LANセキュリティの話が増えたように感じました。会社の規模の違いによってさまざまかと思いますが、今後の提案の参考となるような知見も得ることができる良い機会となりました。”

これも、イベント出展で幅広いお客様とお話ができたからだと感じています。荻田はイベント出展を以下のように振り返ります。

“感染予防の観点から一部制限はありましたが、このような賑やかなイベントが日常に戻ってきて、大塚商会様とご一緒させていただけたことを嬉しく思っております。メーカーとしての声を直接お届けでき、製品を実際に目で見ていただける。そんな場を私たちが心待ちにしていたのと同じように、お客様も楽しみにされていたのだなと、実際にお客様と接する中で実感いたしました。
 ブースで気軽にご質問やご相談をいただいて双方向のコミュニケーションをとれたことで、皆さまに少しでも安心してお帰りいただけたのではと感じられる3日間でした。” 

今後も各イベントに出展予定です!

今後も東京で開催されるイベントはもちろん、全国で開催されるイベントにも出展予定です。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

ソリトンの 出展情報はこちらからご確認いただけます。


取材日:2023年2月21日
株式会社ソリトンシステムズ

記事を書いた人

ソリトンシステムズ・セールスチーム