仮想基盤(VMware ESXi/Hyper-V on Windows Server)にNetAttest EPS(以下、EPSと記載します)をデプロイすると、初期IPアドレスとしてEPSのLAN1に192.168.1.2/24、LAN2に192.168.2.2/24が設定されています。
EPSは初期設定を含むほぼすべての設定を作業用もしくは管理者のパソコンのブラウザから操作していただく必要がありますが、ネットワーク環境によっては192.168.1.0/24のセグメントは存在しなかったり、EPSを設置したいセグメントではない、別の機器に使われているからIPアドレスが重複してしまうなどの理由でパソコンからデプロイ後のEPSにアクセス出来ないケースが多々あると思いますので、ここでは仮想版EPSの初期IPアドレスの変更方法を説明します。
なお、仮想版EPSとしてはNutanix版、パブリッククラウド(IaaS)向けとしてAzure版およびAWS版も提供しておりますが、Nutanix版/Azure版/AWS版の構築手順は以下をご参照ください。



Hyper-V on Windows Server版EPSは、デプロイイメージを含んだインストーラー形式で提供しています。
ここではHyper-V Host上でEPSのデプロイを行う手順を紹介します。





ESXi(vSphere)向けにはOVAファイルとしてデプロイイメージを提供しております。
ここではESXiのHost Clientでの操作で説明します。







デプロイが完了したあと、各ハイパーバイザー上でEPSのコンソールを操作して初期IPアドレスを変更します。
EPSはLAN1~LAN4までの4つのNICがある製品であり、EPSをデプロイすると仮想NICが4つで作成されますが、今回はLAN1のみ利用しLAN2-LAN4は使用しない(仮想基盤上で切断状態にする)想定で、セットアップと運用について説明します。 なお、こちらで設定したIPアドレスは仮の値であるため、EPSを再起動やシャットダウンをするとデフォルトの値に戻りますので、ご注意ください。仮のアドレスに戻ってしまった場合には、再度これから説明する設定を行ってください。
Hyper-V on Windows Server版ではインストーラータイプでデプロイしているため、仮想マシン(EPS)のNICの設定などがデフォルト値になっておりますので、まずは仮想マシンの設定を行ったあとに仮想マシンを起動してコンソールよりIPアドレスを変更します。



















これでEPSの仮IPアドレスの設定は完了していますので、お手元の端末のブラウザからhttps://<設定した仮IPアドレス>:2181にアクセスしてください。(※アクセス時にブラウザの安全警告が表示されますが、そのまま無視して進めて問題ありません)
ESXiではデプロイ時にLAN2~LAN4も接続済みの状態になっているため、まずはこれらのネットワークアダプターを切断したうえで、EPSを起動してコンソール上でLAN1のIPアドレスを変更します。





このあとは「2.1 Hyper-V on Windows ServerでのIPアドレス変更方法」の10以降の手順と一緒になります。
EPSの利用目的に沿って初期設定を実行して、EPSを使える状態にします。
上記で設定したIPアドレスは仮のものとなっており、再起動、シャットダウンを行うとデフォルト値に戻りますので、必ず初期設定ウィザードを実行してIPアドレスをはじめとして、EPSの各初期の設定を環境に合わせて変更して保存してください。
設定方法などについては、EPSの各種マニュアルをご参照ください。
また設定に関する疑問点などがございましたら、ご購入前の評価・検討であれば販売パートナー(NetAttest Partner)様もしくは弊社営業、ご購入後であれば弊社サポート窓口までお問い合わせください。
(ただし、お客様の環境に併せた設計相談等はサポートでお受け出来ませんので、販売パートナー様もしくは弊社営業へご相談ください。)