

IT化が進んだ現代の企業において、ネットワークは重要な基盤・ライフラインであり、業務上欠かせないものとなっています。これに伴い、ネットワークセキュリティの重要性も高まっています。そのような状況のなか、コロナ禍によりテレワークとクラウド活用が一気に増え、ネットワークがより複雑化したことで、これまでと違ったセキュリティ対策も求められるようになりました。さらに、アフターコロナで広まりつつある在宅勤務とオフィス勤務を組み合わせた働き方「ハイブリッドワーク」の普及、Wi-Fi6といった新たな技術の登場など、進化し続ける環境に合わせたセキュリティを担保することが喫緊の課題となっています。
ソリトンシステムズでは『リモートアクセスに関する調査2023年実態調査』を実施し、現状と併せて今後のネットワーク事情について調査を行いました。昨年行った同様の調査で足りなかった部分を補い、より実態に即した調査結果となっています。今回はこの調査結果をもとに、情報システム部門が抱える課題や悩みを明らかにし、さまざまなネットワークの利用状況やソリューションの選定ポイントを解説します。
企業ネットワークの企画・導入・運用をされている情報システム部門の担当者様、お客様に関連システムを提案されているインテグレーター様の日々の活動の一助となりましたら幸いです。
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リモートアクセスに関する調査2023年
情報システムを担当しており、クライアント端末の調達・運用や、それに関連するシステムの導入・更改に関わりのある方
インターネット調査
2023年5月16日 ~ 2023年5月17日
1,107名
都道府県 | 回答者数(名) | 割合(%) |
---|---|---|
合計 | 1107 | 100.0 |
男性 | 1007 | 91.0 |
女性 | 100 | 9.0 |
ネットワークセキュリティにおいては、多くの情報システム部門が人材不足や社員のITリテラシー不足を課題として挙げています。ITリテラシー不足からくるセキュリティ意識の欠如も脅威と考えられているため、有線LAN/無線LAN/DHCP/リモートアクセスのいずれにおいても、選定の際にはセキュリティの高さを重要視していることもわかりました。
全体的に「セキュリティを高めたいが、そのための人材が不足している」「システム・サービスの安定稼働が優先事項となり、セキュリティ対策まで手が回せない」とする情報システム部門が多いように読み取れました。ソリトンシステムズはセキュリティソリューションを開発・提供する立場として、担当者に大きな負担をかけずにセキュリティ対策を実現できるようなソリューションで支援していきたいと考えています。
DXの推進や、ビジネスへのIT寄与が要求される今日、情報システム部門が苦労することなくセキュリティを高められ、ユーザーの利便性も損なわないソリューションこそ、今後求められるソリューションの姿であるといえます。一般的にはセキュリティと利便性の両立は難しいと考えられていますが、両立できるソリューションも存在します。
セキュリティと利便性・運用性の両立こそがソリトンシステムズのソリューションの核であり、長年そのことを念頭に置き、大切にしながら開発を進めてきました。さまざまな課題を持つお客様を支援するためのソリューションも多数取り揃えていますので、お困りの際にはぜひ一度ご相談いただければ幸いです。
今回の調査結果は、弊社だけでなく弊社の販売パートナー様をはじめ、ネットワークセキュリティに関わる皆様もご活用いただけます。本記事のようなアウトプットを通して、さまざまなところでお役立てていただけることを願っています。
・本サイトに掲載している調査結果・図版は、出典元として「ネットアテスト(https://www.netattest.com)」を明記いただくことで引用できます。
・ご利用に際してのご連絡は、事前・事後ともに不要です。
・今後のビジネスの検討や、ウェブ記事・プレゼンテーション・企画書内で示す補足データとして是非ご活用ください。